
会計事務所転職・就職大辞典は会計事務所の転職や就職について解説するコーナーです。転職・就職活動のスタートから入社に至るまで様々な疑問にお答えします。
会計事務所への転職は、求人の探し方も選考の進み方も一般的な事業会社とは勝手が違います。例えば、採用が活発になるのは税理士試験のあとの8~9月。
面接では所長と直接話す場面が多く、選考そのものも短い期間で進むのが特徴的です。事務所ごとに任される仕事の幅も大きく異なり、事情を知らないまま動くと判断に迷う場面が出てくるため、ぜひこの記事を読んでご参考にされてください。
本記事で取り扱うテーマは、転職活動の流れや求人の探し方、面接対策、履歴書・職務経歴書の準備などです。実務経験がない方の進め方、税理士として選べる転職先、評価されやすい税理士試験科目、後悔しない事務所の見極め方も、それぞれ個別の記事で解説しています。
はじめて会計事務所を目指す方も、すでに業界で働いていて次を考えている方も、必要なところから読み進めていただけると幸いです。
目次
- 会計事務所の転職活動や面接
- 会計事務所の転職のポイント
- 会計事務所の転職に使える履歴書・職歴書サンプル
- 会計事務所とはどんな職場か
- 会計事務所の年収・待遇の目安
- 事務所選びで失敗しないために
- よくある質問
会計事務所の転職活動や面接
会計事務所の転職活動をどのように行えばよいのでしょうか?転職活動の流れから、求人の探し方、面接についてを解説しています。
会計事務所の転職のポイント
会計事務所の転職・就職活動でよくある質問や気をつけるべき点、会計事務所業界でキャリアを積んでいく上でのポイントをまとめてあります。
- 会計事務所の転職・就職Q&A
- 会計事務所の転職・就職チェックリスト ~会計事務所を見極めるために大切な5つのポイントとは!?~
- 会計事務所は未経験でも就職できる?年齢・資格など5つのポイント
- 税理士ってどんなところに転職できるの?税理士の年収やキャリア・転職可能性まとめ
- 転職や就職で評価されやすい税理士試験科目とは?税理士科目の選び方を解説!
会計事務所の転職に使える履歴書・職歴書サンプル
会計事務所の転職活動で活用できる履歴書、職務経歴書、退職届のサンプルです。税理士や会計事務所経験者の方々にご利用頂けるサンプルとなっています。
会計事務所とはどんな職場か
会計事務所の規模は、税理士一人で経営する小規模な事務所から、全国に拠点を持つ大手・準大手、国内外の大企業を顧客に持つBIG4税理士法人まで様々です。
業務内容も、中小企業や個人の税務顧問を中心とする事務所もあれば、資産税・M&A・国際税務など専門分野に特化した事務所もあります。転職・就職活動を始める前に業界の仕事内容や組織のかたちを知っておくと、ご自身に合った事務所を見極めやすくなります。
詳細は会計事務所とは?6つの種類と仕事内容・求める人材まで徹底解説をご覧ください。
会計事務所の年収・待遇の目安
年収や待遇の水準は、会計事務所への転職を考えるうえで誰もが気になる条件の一つではないでしょうか。年収は事務所の規模や地域、担当する業務、保有資格の有無によって幅があり、一律の相場を示すのは難しいのが実情です。
会計事務所や税理士法人で働く税理士の年収水準と働き方の傾向については、税理士の年収の現実とは?年収帯別に働き方を解説で年収帯別に解説しています。
事務所選びで失敗しないために
会計事務所への転職では、事務所選びそのものが入社後の満足度を左右する重要なポイントです。
同じ「会計事務所」であっても、BIG4税理士法人・大手・準大手・中小規模の事務所では、業務内容や働き方、キャリアの積み方が大きく異なります。応募先を検討する際は、それぞれの特徴を事前に把握しておくことが大切です。
※詳細については、BIG4税理士法人(4大会計事務所)とは?仕事・残業・年収・採用基準を解説、大手・準大手会計事務所とは?BIG4との違いと各法人の特徴を解説で解説しています。
応募前や面接時に確認しておきたいポイントをまとめたチェックリストもご用意しています。
入社後のミスマッチを避けるための注意点として、ブラック事務所の見分け方も押さえておきたいところです。こうした事務所を見極める視点を持っておくと、入社後に「思っていたのと違った」という失敗を防ぎやすくなります。
※詳細は、会計事務所の転職・就職チェックリスト ~会計事務所を見極めるために大切な5つのポイントとは!?~、ブラック会計事務所を見分ける3つのポイントからご確認ください。
よくある質問
最後に、会計事務所への転職・就職でよく寄せられる質問をまとめてみました。
資格と実務経験のどちらが大事か、大学院での科目免除は不利にならないかといった、ここに挙げた以外の疑問については、場面ごとの質問と回答を集めた会計事務所の転職・就職Q&Aをご確認ください。
Q1. 会計事務所への転職に資格は必要ですか?
A. 資格がなくても応募できる求人は数多くあります。日商簿記の資格や税理士試験の科目合格などがあると、実務未経験でも知識をアピールしやすく、選考で有利に働く場合があります。税理士や公認会計士などの有資格者を条件とする求人もあるため、資格の有無によって応募できる求人の幅が変わるのが実情です。
Q2. 実務経験がなくても会計事務所に転職できますか?
A. 実務経験がなくても応募できる求人はあります。特に若手向けの求人では、実務経験よりも学ぶ意欲やコミュニケーション能力を重視する事務所も少なくありません。年齢や応募時点での資格の取得状況によって求められる条件は変わるため、ご自身の年齢や強みに合った探し方を意識することが大切です。年齢、資格、経験、応募方法、求人の選び方という5つの観点については、会計事務所は未経験でも就職できる?年齢・資格など5つのポイントで解説しています。
Q3. 会計事務所の転職活動はどのくらいの期間がかかりますか?
A. 転職活動にかかる期間は、応募する求人の数、選考のスケジュール、内定後の引き継ぎ期間などによって人それぞれです。会計事務所の選考は比較的短い期間で進み、面接はほとんどの場合、所長との1回で合否が決まります。内定を受けてから入社までは2ヶ月以内が基本で、それ以上長引かないよう調整するのがポイントです。内定を受諾するかどうかの返事の期限は、一般的な企業では2週間程度ですが、小規模な事務所や夏の税理士試験後の採用シーズンでは、数日しか猶予がないケースもあります。在職中に活動する場合は、面接日程の調整や退職の意思表示のタイミングも含めて計画を立てておくことが大切です。(※転職活動の流れ ~会計事務所の転職活動はこうやって行おう~、会計事務所の面接ってどんなの?面接から入社までを解説!)
Q4. 会計事務所と税理士法人はどちらを選ぶべきですか?
A. 会計事務所と税理士法人は、法人形態や規模の違いはあっても、業務内容そのものに大きな差があるわけではありません。どちらを選ぶべきかは、担当したい業務の範囲、事務所の規模、キャリアプランとの相性次第です。専門分野を深く突き詰めたい場合は特化型の事務所、幅広い経験を積みたい場合は多様なクライアントを持つ事務所、といった基準で選ぶとよいでしょう。
Q5. 転職エージェントは使ったほうがよいですか?
A. 転職エージェントは、特に初めて転職活動を行う方や在職しながら活動する方にとって有効な選択肢です。利用すると、非公開求人の紹介、書類の添削、面接日程の調整などのサポートを受けられます。エージェントによって得意とする業界や事務所の規模が異なるため、複数のエージェントに登録して情報を比較しながら、ご自身の希望条件に合った担当者を探してみてください。









